目次
準備するもの
以下に紹介するものを準備して、初心者でも簡単にベランダでプランター栽培を始めましょう！
プランター
横幅60～65cmぐらいの標準タイプのプランターを準備します。
土
プランター栽培の場合は野菜用園芸土（培養土）が手軽でお勧めです。
アサツキの種球
アサツキの種球は園芸店やホームセンター等で購入できます。
色々なメーカーから発売されています。お好みの種球を選びましょう。
購入する時は、アサツキの種球をよく確認します。根が出る部分に傷や欠けがなく、カビなどがはえていない種球を選びましょう。
鉢底石
プランターの底が隠れるぐらい準備しておきましょう。
アサツキの種球の植え付け
培養土を準備します。
プランターの底全体に、鉢底石を敷き詰めます。
プランターに7割ぐらい培養土を入れます。種球を植え付ける2週間ぐらい前までに準備をして土をなじませておきましょう。
アサツキの種球を植え付けます。
種球を植え付ける前に、アサツキの種球の外皮を剥いて分けておきます。5～7cmぐらいの間隔をあけて、種球を置いていきます。アサツキの種球の先端が地上に出るよう浅めに土をかぶせます。土を軽く押さえつけて密着させ、たっぷりの水を与えます。
アサツキの生育中の注意点
水やり
アサツキは乾燥に弱いので、土の表面が乾燥したらたっぷりと水をあげてください。こまめに水を与えるよりは、1回にたっぷりとあげるようにします。
土の乾燥しすぎも生育によくありませんが、水の与えすぎは根腐れの原因となります。与えすぎには気を付けましょう。
アサツキの追肥と増し土
草丈が5～8cmぐらいになった頃に1回目の追肥を行います。化成肥料を10gぐらい、プランター全体に撒きます。周りの土となじませて苗に土寄せをします。
その後は生育を見ながら2週間～1ヶ月に1度同じように追肥を行い、土寄せをします。土が減っていたら増し土も行いましょう。また1週間に1度水で薄めた液肥を与えてもいいでしょう。
アサツキと害虫
アサツキは害虫がつきにくい野菜ですが、アブラムシ等がつく場合があります。防虫ネット等を使用して、害虫がつかないように気を付けましょう。
防虫ネットも完全に防ぐことが出来るというわけではありませんので、防虫ネットをしていても、いなくても、毎日葉に害虫がついていないか確認をします。ついていたらすぐに駆除をするようにします。
アサツキの収穫
草丈が20cmになったら収穫できます。根元から4cmぐらいのところをハサミで切って収穫をします。収穫をすると鮮度が落ちるので、使う分だけ収穫するようにしましょう。収穫をしたら、必ず追肥を行います。切ったところから新しい芽が伸びて、同じように収穫をすることが出来ます。
トウだって花が咲いて枯れ出したら収穫時期は終了です、根元から4～5cmぐらいのところで葉を切り落とします。しばらくの間アサツキの球根は休眠します。そのままプランターに植え付けておけば、休眠から覚めてまた芽が伸び収穫が楽しめます。1度植えるとアサツキは2～3年収穫が出来ます。
アサツキとは
アサツキはねぎの1種ですが、青ネギとは別の種類で、他のネギの種類より辛味が強いのが特徴です。とても細い葉で青ネギより浅い色をしていることから「浅葱」と呼ばれるようになったそうです。
アサツキの香りは硫化アリルによるもので、血行をよくして疲労回復に効果が期待されます。ビタミンB1をはじめとするビタミンB群も豊富に含まれていて、栄養素の吸収を助ける役割があります。
アサツキは辛味があるため、薬味や麺類に利用される事が多いですが、さっと茹でて和え物にしたり、衣をつけて天ぷらにしても美味しくいただけます。
