目次
準備するもの
以下に紹介するものを準備して、初心者でも簡単にベランダでプランター栽培を始めましょう！
プランター
60cm以上の標準タイプで深型のプランターを準備します。
土
プランター栽培の場合は野菜用園芸土（培養土）が手軽でお勧めです。元
セロリの苗
セロリは種からも栽培できますが、管理が非常に難しいので、慣れていない場合は苗から育てる方が簡単です。
園芸店やホームセンター等で購入することが出来ます。
本葉が5～6枚ほどついていて、葉の色が鮮やかで茎がしっかりとしていて子葉が残っている元気な苗を選んで下さい。購入する時は葉の裏に害虫の卵等がついていないか確認をしましょう。
虫に食われたあとがある苗は購入を控えましょう。
標準プランターで3株程栽培できます。
鉢底石
プランターの底が隠れるぐらい準備しておきましょう。
セロリの苗の植え付け
培養土を準備します。
プランターの底全体に、鉢底石を敷き詰めます。
プランターの6割ぐらいまで培養土を入れます。苗の植え付けの2週間ぐらい前までに準備をして土をなじませておきましょう。
セロリの苗を植え付けます。
セロリの苗をポットから取り出します。セロリは根がまっすぐに成長する野菜なので、根を傷つけないようポットの土を壊さないように、慎重に取り出します。植え付ける場所に苗を置きます。苗の間は20cmぐらいあけるようにします。土を足して苗を植え付けます。深植えにすると枯れてしまったりするので、浅めに植え付けるようにします。その後土をしっかりと押さえます。苗を植えたらたっぷりと水をやります。
セロリの生育中の注意点
水やり
セロリは乾燥に弱いので、土の表面が乾燥したらこまめにたっぷりと水をあげてください。土が乾燥しすぎると生育に影響がでます。敷き藁などをして乾燥を防ぐのもいいでしょう。
セロリの追肥と土寄せ
苗を植え付けて2週間ほどしたら、追肥を行います。1株あたり10gの化成肥料を与えます。苗の周りに肥料を撒いて土と混ぜてから土寄せをします。その後は2週間に1度のタイミングで同じように追肥を行います。10日に1度ぐらい水やりを兼ねて液肥を与えてもいいでしょう。土が減ってきたら土増しも行うようにしましょう。
セロリは肥料切れになると生育が悪くなり大きく育ちません。追肥をしっかりと行います。
セロリと害虫
セロリはキアゲハの幼虫・ヨトウムシ・アオムシなど害虫が発生しやすい野菜です。防虫ネット等を使用して、害虫がつかないように気を付けましょう。
防虫ネットも完全に防ぐことが出来るというわけではありませんので、防虫ネットをしていても、いなくても、毎日葉に害虫がついていないか確認をします。ついていたらすぐに駆除をするようにします。
セロリの下葉かき
苗を植え付けて30日ぐらいから下葉が伸びてわき芽が出てきます。そのままにしておくと細くて弱い株になってしまうので、下葉とわき芽は早めに掻きとります。
掻きとった下葉やわき芽は美味しく頂くことが出来ます。
セロリの収穫
30～40cmぐらいになったら収穫をします。根元を包丁等で切って収穫をします。また、セロリは外葉から掻きとっても収穫できます。この収穫方法なら長い間新鮮なセロリが楽しめます。掻きとった後は水で薄めた液肥を与えましょう。収穫が遅れるとすが入ってしまいます。気を付けて収穫しましょう。
セロリとは
セロリは和名を「オランダ三つ葉」と言い、セロリ以外にも「セルリー」や「セルリ」「セロリー」など色々な呼び名があります。
独特の香りを持つセロリは、ブーケガルニとしても使われますが、肉の臭み消しや風味づけとして活躍します。
セロリに含まれる香り成分の1つ「アピイン」はイライラを沈めて気持ちを落ち着かせリラックスさせる効果があります。
ナトリウムを排出させる効果があるカリウムも多く含まれていて、高血圧予防に期待が持てます。
