ガーデニングによって栽培できる野菜には果菜類・葉菜類・根菜類に分けられます。この記事ではその中から初心者でも育てやすい根菜類(根野菜)を3つ厳選してご紹介いたします。
目次
根菜類とは
読み方は「こんさいるい」で、根物(ねもの)といわれる場合もあります。育てて、土の中にある部分を食べる野菜の事を示す言葉ですが、必ず根の部分というわけではなく、茎なども食べられることもあります。大きくなった根を食すものとしてはゴボウやニンジン、大根などがよく知られている野菜です。地下茎を食すものはサトイモやジャガイモ、レンコンが代表です。食べられる茎の種類もここから更に球茎・根茎・塊茎と分かれています。ジャガイモは塊茎、サトイモは球茎で、レンコンは根茎と分類されます。
ニンニク
ユリ科の野菜であるにんにくは、手軽にプランターでも育てられるため多くの家庭で育てられています。秋に種球を植えて、次の年の春に収穫できます。害虫に強く、収穫してからも長持ちするため初心者にはおすすめの野菜です。ニンニクは身となる球以外にも芽や葉も食べられるため、栽培すれば料理の幅も広がるでしょう。披露効果や風邪にもよく聞くと言われているニンニクには血液をサラサラにする効果もあるため、食べることを習慣
サツマイモ
サツマイモは本来熱帯地域の野菜で夏の猛暑や乾燥にとても強く、荒れ地でも育てられると言われています。5月~6月に植え付けたらだいたい10月を前後に収穫できるでしょう。育てるのは簡単ですが、最初の苗選びがとても重要な野菜ですので購入するときは新鮮なものを選びましょう。初心者でも特に育てやすい品種は「ベニアズマ」ですのでチェックしてみてください。プランターでも栽培することはできますが、その際は大きく深型のものを使用してください。
タマネギ
家庭菜園向けの根菜類として親しまれているタマネギは、プランターで手軽に育てることができます。タマネギは豊富な栄養素が含まれており、血液をサラサラにしてくれるため生活習慣病の予防にも効果的といわれています。初心者ならば種をまくよりも、小球や苗を買って育てる方が難易度も低く手軽に栽培することが出来るのでおすすめです。一般的には秋に植え付けて、春に収穫することができます。種ならば遅まきになってしまうと収穫量が減ってしまう場合もありますので注意しましょう。とても人気のある野菜のため、玉ねぎ専用の栽培キットなども販売していますので、とりあえず一度試してみたいという方はそちらもチェックしてみてください。
食べる部分は根だけではない根菜類
初心者でも育てやすい人気の根菜類をご紹介いたしました。どれも多くの家庭で作られている物で、料理でも非常に多くの場面で使える野菜ばかりです。今回はプランターで育てられるもののみご紹介いたしましたので、ベランダで家庭菜園をしてみたいという方には是非見ていただきたいです。根を張り巡らせる野菜なので、面積が広い庭の方が立派に育つかもしれませんが、プランターでも十分大きく美味しく育てることができます。根菜類の中でこれらよりも少し難易度の上がる野菜はカブやゴボウですので、簡単な野菜に慣れてきたら是非チャレンジしてみてください。